動画編集案件の取り方・仕事の探し方5選【案件獲得までの初心者向けガイド】

「動画編集で仕事がしたいけど、仕事の取り方、案件の探し方ってどうすればいいんだろう？」

「動画編集を始めたものの、仕事や案件がなかなか取れない…」

「初心者からフリーランス・副業の動画編集者として、企業案件を獲得するまでの流れが知りたい」

こんな風に悩んでいませんか？

動画編集は、いま需要がとにかく高い仕事です。そのため、未経験でもフリーランスや副業として、案件獲得しやすい特徴があります。

ですが、動画編集の正しい案件獲得方法を知らないと、案件が取れない状態に陥ってしまう可能性もあります。だからこそ、動画編集の正しい仕事の取り方や、案件獲得のコツを知ることが必要不可欠です。

そこでこの記事では、フリーランス・副業の動画編集者の「仕事の取り方・案件の探し方5つ」を、初心者向けに徹底解説します。

本記事を「動画編集・映像制作の案件獲得マニュアル」として活用し、フリーランス・副業の動画編集者として、ガンガン個人で稼げる状態に少しでも近づけてもらえたらと思います。

関連：【案件紹介あり】副業に強い動画編集スクール6選

動画編集の案件の取り方・仕事の探し方5選【初心者から案件獲得までの受注方法】

動画編集案件の仕事の取り方・探し方は大きく「5つ」あります。

5つの案件獲得方法を「単価」「レベル」でまとめると次の通りです。

ここからは5つの案件獲得方法を、一つずつ解説しますね。

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1. クラウドソーシングで案件に応募する

動画編集の案件・仕事探しで一番メジャーな方法が「クラウドソーシングで案件に応募する方法」です。

動画編集のフリーランス・副業案件を見つけたい場合は、営業先を自分から開拓することなく、クラウドソーシングサイトに登録するだけで、案件を簡単に見つけることができます。

【事例】クラウドソーシングの動画編集案件を実際に見てみる

国内有数のクラウドソーシングサイト「クラウドワークス」には、たくさんの動画編集案件が掲載されています。以下はクラウドワークスで募集されている実際の案件事例です。

上記のように、動画編集案件が掲載されています。上記画像の上段の案件を実際に開いてみますね。開いた詳細が以下画像です。

案件詳細を見ると「Youtubeの動画編集案件」となっています。8分ほどの動画であり、一般的な動画編集ソフトのFinal Cut Pro XやAdobe Premiere Proを使った編集です。

「この案件、初心者でもできるの？？」と思った場合も大丈夫です。なぜなら「初心者OKの案件」だからです。以下は上記案件の実際の募集要項です。

「意欲のある方でしたら、初心者の方でもOKです！」

この一筆がある通り、初心者でもチャレンジできる案件となっています。

このような「初心者・未経験OKの案件」が、クラウドソーシングには多いんですよね。

このように、クラウドソーシングに登録して案件を探せば、未経験・初心者でもできる動画編集案件はたくさん見つかります。

実際に動画編集のフリーランス・副業で、初めての収入を得ている初心者・未経験者は、クラウドソーシングを使っているケースが多いです。

2. フリーランス・副業エージェントで紹介を受ける

ある程度スキルや経験を積んできたら、フリーランス・副業専門のエージェントに登録し、案件紹介を受けることもおすすめです。

フリーランス ・副業エージェントには、高単価の動画クリエイター案件があります。稼働するためには一定の経験が求められることが多いため、初心者には不向きであるものの、経験さえ積んでいけば、クラウドソーシングでは実現できないような高単価も目指していけます。

ある程度経験を積んできたら、フリーランス ・副業エージェントのような案件獲得も取り入れると、良り効率的に高単価を実現していけます。

参考までに、以下が動画制作案件のあるエージェントですので、ある程度経験を積んだらぜひ活用してみてください。

「クラウドワークス テック」はおすすめのフリーランスエージェントです。

クラウドワークス テックは、運営会社が「クラウドワークス」で有名な株式会社クラウドワークスです。豊富な求人数もあり、信頼できるエージェントです。

→クラウドワークス テック公式サイトはこちら

3. 知人から紹介を受ける

「知人から紹介を受けること」も、動画編集の仕事の取り方・案件の探し方です。

例えば知人にYoutubeを運営している方がいれば、動画編集で手伝えることはないか、打診してみることがおすすめです。実際に私の周囲でも、上記のパターンで動画編集案件を受注し、収入を得ている初心者の方がいます。

または、動画関係の会社を経営していたり、勤務している知人がいれば、業務委託で案件を受けられないか打診してみることもおすすめです。

企業のためハードルは上がるものの、最初は無料で案件を請けるなどすれば、初心者でも比較的案件を取りやすいです。

案件を無事獲得し、実績と信頼を残すことができれば、その後はお金をもらいながら案件継続を目指せます。そこまで来れば、クラウドソーシング等と異なり企業と直接契約のため、単価も高くなります。

4. SNSやYoutube、ブログ経由で受注する

SNSやYoutube、ブログを運営し、それら経由で案件を受注することも一つの方法です。

例えば、動画編集の副業やフリーランス案件を受けている動画編集者には、TwitterやYoutubeで情報発信することで、向こう側から声がかかるようにマーケティングを行い、案件を受注している方が多くいます。

この方法のメリットは、一度フォロワーやチャンネル登録数が増えてくれば、安定的に案件獲得できること。

見込み客が向こうから自然と集まってきてくれるので、言ってみれば自分の分身をネット上に量産しているようなものです。

しかも、24時間365日、あなたの代わりに営業をかけてくれるので、一度育ててしまえば、大きな手間もかかりません。

一方、SNS・ブログ・Youtubeの運営自体は初心者でも始めることができますが、実際に受注するとなると、一定の動画編集スキル+マーケティングスキルの2つが必要となります。そのため、難易度は前述したフリーランス・副業エージェント等と比べても高いと言えるでしょう。

とはいえ、SNSやYoutube、ブログは無料ですし、やっておくことに越したことはないです。副業であっても、SNSやYoutubeは運営できるので、自分自身から「いま副業しているんだ」と周囲に話すなどをしない限りは、本業の会社にバレることもないですよ。

5. 企業に直営業をする

難易度は上がりますが、企業に直接営業をする「直営業」も、動画編集案件を獲得する方法です。

例えばYoutubeチャンネルを運営している事業会社や、動画編集の代行を行っている動画制作会社に対して、自ら営業していきます。

先ほど紹介したクラウドソーシングやフリーランス・副業エージェントと異なり、間に第三者を挟まないことから、受注できれば「高単価案件」を期待できる案件獲得方法・営業方法です。

とはいえ、営業経験がない方だと、自ら営業をかけることはイメージしにくいと思いますし、受注確率が低くなることはデメリットです。「動画編集スキル＋営業スキル」の2つが必要な点で、難易度は特に高い方法と言えるでしょう。

営業経験がない方や、まだ案件を1件も獲得したことがない方は、最初の頃は無理せず、前述した「クラウドワークス テック」「クラウドワークス」などのエージェント・クラウドソーシングからスタートすることが、最も無理なく案件を取れる方法です。

未経験・初心者でも動画編集の仕事を受注する5つのコツ【案件が取れないを脱する】

未経験の方や、動画編集の案件がなかなか取れない方が、これから動画編集の仕事を受注するコツは存在します。

結論、動画編集の案件をガンガン獲得するコツは5つあります。

1. ポートフォリオ・実績作りをする

未経験から動画編集案件を受注する際に、最も重要なものが「ポートフォリオ」です。

ポートフォリオとは？

ポートフォリオとは、一言で言えば、あなたの実績やスキルをまとめた経歴書のようなものです。

案件を発注する発注者側が「この人はこんなスキルや実績を持っているんだな。それなら安心して依頼できる」と思ってもらえるようなポートフォリオが理想です。

初心者の場合、ポートフォリオを準備せずに、案件受注で苦労しているケースがあります。でもこれは裏を返せば、ポートフォリオをしっかり準備して臨めば、その時点で上位に入れるということでもあります。

ポートフォリオを作るには？

結論「実績」が必要です。

動画編集者でいう実績とは「オリジナル動画の制作や編集を行った実績」が一般的です。なので、まずはオリジナル動画の制作や編集実績を積むことが必要です。

制作実績や編集実績を作るには、例えば自身で動画を作っても良いですし、誰かの動画を無料で編集させてもらうでも良いです。

どんな形であれ、自分でやり遂げた実績を用意し、ポートフォリオとして用意することが、未経験から案件獲得する際には最も大切です。

もちろん、実績はたくさんあるほど良いですし、クオリティが高いほど良いです。ですので、最初の実績をどんな形であれ積んだら、早速案件に応募しましょう。そうやって積み重ねた実績をポートフォリオに繰り返し反映していくことで、実績はどんどん積み上がっていきます。

なので「最初の実績」がとても肝心なんですよね。最初の実績さえ作ることができれば、その後はトントン拍子で進んでいきます。

最初は単価が低くても、最悪無料でも、実績作りのために動くことをおすすめします。実績を作り、ポートフォリオを充実させていけば、案件はいくらでも受注できるようになっていきますよ。

2. 営業文・提案文を工夫する

案件に応募する際は「営業文や提案文」もとても重要です。なぜなら、営業文一つでも、案件の受注率は大きく変わるからです。

良い提案文と、悪い提案文の違いとは？

• 良い提案文：相手の立場に立った提案
• 悪い提案文：相手の立場に立っていない提案

一言で言えば上記の通りです。相手の立場に立った営業文・提案文とは、例えば以下のようなものです。

依頼する側の立場に立てばわかりますが、仕事を依頼する以上、相手がどんなスキルや実績があり、どんな納品物を納品してくれるのか、どんな人なのかは気になりますよね。

そういう相手の感情に先回りして応募することで、他の候補者を一歩も二歩も出し抜くことができます。

一方で相手の立場に立っていない営業文・提案文とは、例えば以下のようなものです。

こういう方から応募があった場合、あなたなら発注したいですか？まず発注したくないですよね。

ですから「自分自身が発注者だったら、この人に発注したいか」という目線で、営業文・提案文を見ることが必要です。

裏を返せば、上記を満たしていれば、一定数の案件に応募すれば、問題なく受注はできますよ。

関連：動画編集の営業方法は？営業先や営業文の書き方をプロが解説

3. 領域を絞る

「領域を絞ること」も、案件が取りづらい初心者の営業方法として特に有効です。

例えば「Youtubeの動画編集も、結婚式の動画制作も、動画広告の編集も、なんでもできます！」というアピールよりも「私はYoutube動画編集の専門家です」と領域を絞ってアピールした方が、初心者の頃は良いです。

なぜなら、一つに領域に特化してアピールした方が、自身の専門性を相手に伝えやすくなる上に、実績を積みやすくなるからです。

動画編集者は専門職です。そのため、なんでもできる人より、特定の分野に専門特化した方が需要は高くなります。加えて、Youtube動画＋結婚式動画＋動画広告のように、案件の領域を広げるほど、実績も分散してしまうので、初期の戦略としては良くありません。

一方で「私はYoutube動画編集専門です」という打ち出しであれば、Youtube動画編集を発注したい方からすれば魅力的です。しかも、Youtubeの編集実績がストレートに積み上がっていくので、やればやるほど、Youtube動画編集の案件受注がどんどん楽になっていきます。

一つの分野に特化する分、スキルも養われていくため、生産性も上がりますし、単価ももちろん上がっていきます。

このように、領域を絞ると、良い事ばかりなんですよね。領域を広げるのは「もうこの領域でこれ以上のアッパーは望めない」という立ち位置へ行くまでは、あまり広げ過ぎない方が良いですよ。

4. SNSやYoutube、ブログで発信する

ポートフォリオが重要と書きましたが、案件に応募する際は「SNS・Youtube・ブログなどで発信しておくこと」も重要です。

なぜならSNS・Youtube・ブログなどで、自身の価値観や努力の過程を発信しておくことで、発注者側の信頼を得られやすいからです。

同じ未経験の方でも、努力の過程が見える人と、見えない人では、当然前者の方の方が信頼されやすいです。不透明な部分がないからですね。

大した実績がなくても、前述した案件事例のように「意欲のある初心者には発注したい」という方は少なからず存在します。そういう案件を受注するためにも、SNSやYoutube、ブログは運営しておくことがおすすめです。

5. 案件を通じて他者の評価を積み上げる

これは実際に一案件目を受注した後ですが、受けた仕事は期待以上の成果で返せるように全力で努めましょう。

なぜなら、期待通り、または期待以上の仕事を一つずつ積み上げていくことで、あなた自身の他者評価も上がっていくからです。

とはいえ、期待以上の仕事なんて、最初はできる気がしないですよね。ですが、期待というのは、制作物のクオリティだけではありません。

初心者でもできる期待を超える仕事方法とは、一番効果的なのは「スピード」です。例えば納期が1週間後であれば、3日後には完成させて提出するような仕事です。

スピードは、初心者でも唯一できるアピール方法です。初心者だと質で勝負できないからですね。

制作物の納品はもちろん、連絡が来たら即レスするなど、報連相の速さ自体も評価につながります。

こうやってスピードを意識するだけでも、「この人は期待以上の仕事をしてくれる」という印象を相手に与えることができますよ。

動画編集で仕事・案件を獲得するまでの最短ルート

未経験から動画編集案件を獲得する最短ルートをまとめると、以下の3ステップで行動することです。

1. 動画編集スキルをスクールで習得する

最短最速で動画編集で稼ぐなら、そのためのスキル習得は、プロから学べる「動画編集スクール」がおすすめです。

動画編集スクールであれば、仕事で即通用するスキルはもちろん、仕事の獲得方法などを、現役バリバリの動画クリエイター講師から教わることもできます。

加えて、後述するポートフォリオ制作に関しても、プロの講師がアドバイスをくれますので、初速が大きく変わります。

動画編集スクールの場合、ポートフォリオでそのまま使える「オリジナル動画作成」も行うので、その点でもメリットは大きいです。

これが独学になると、仕事で通用するスキルを最短で得られないばかりか、仕事の獲得方法や、ポートフォリオ制作も全部自分で調べてやらないといけません。もちろんオリジナル動画制作も自分で行う必要があります。

できないことはないですが、時間も労力も相応にかかりますし、何より途中で挫折しやすいです。動画編集で収入を得られるようになり、人生を豊かにしたいのに、それだと本末転倒ですよね。

独学はお金があまりかからないメリットはあるものの、最近は安価に受講でき、実践的スキルが身につく動画編集スクールが存在します。

短期集中で1ヶ月受講するだけでも得られるものは大きいですから。迷ったら動画編集スクールで短期集中がおすすめです。

案件獲得に強い動画編集スクール

参考までに、仕事で通用する実践的スキルが身につき、案件獲得につながる動画編集スクールは「動画編集スクールおすすめ人気10選の徹底比較！ランキングで紹介」でまとめています。

この中から選べば、動画編集でフリーランス・副業で、最短数ヶ月以内で月5万円を稼ぐことも可能です。20社も比べる必要はありません。

2. ポートフォリオを作成する

動画編集スキルを習得したら、次はポートフォリオを作成していきましょう。

ポートフォリオに利用するオリジナル制作実績や、具体的なポートフォリオ作成ノウハウは、前述した動画編集スクールで得ることができます。

ですので、動画編集スクールで学習しつつ、案件を受注する際に必要なオリジナル制作や、ポートフォリオ制作を進めていきましょう。

関連：【案件紹介あり】副業に本当に強い動画編集スクールはこちら

3. クラウドソーシングで受注する

ポートフォリオが用意できたら、クラウドソーシングサイトを使い、案件に応募し、受注していきましょう。

おすすめのクラウドソーシングサイトやその他案件サイトをまとめておくと、次の通りです。

いずれも完全無料で登録・利用できるので、まずは無料登録しつつ、案件を眺めてみることから始めましょう。

まとめ

最後に、5Gの恩恵などにより、動画編集市場は現時点でも需要が高い上に、今後の将来性はさらに拡大していくことが強く予想されています。

動画市場の成長に伴い、動画編集者をはじめとした動画クリエイターの需要は今後さらに高まることも予想されています。

市場も需要も拡大しているため、動画編集スキルを今のうちに身につけておけば、会社に依存せず、仕事に困ることもなく、自分自身の手で自由に収入を得ることも十分可能です。

しかも、動画編集はスキル習得が難しくないので、動画編集スクールおすすめ10選でまとめているようなスクールを使って本気で学習すれば、最短1ヶ月でもスキル習得ができます。

その後「月1万円」を稼ぐのも、1ヶ月あれば十分実現できるペースです。「月5万円」も数ヶ月で達成が可能な水準です。

会社員として月5万円の収入を増やそうと思えば、人によっては5年、10年の年月が必要です。今後は会社員の給料は上がるどころか下がっていく時代ですから、人によっては10年経っても月5万円も上がらないでしょう。

そのような厳しい時代だからこそ、動画編集スキルを習得し、自分の手で食べていける状態を作ることが必要不可欠です。特に20〜30代など若い方であれば、今の会社に一生勤め上げることは現実的ではありません。

一度きりの人生を自分らしく生きるためには、自分の力で食べていける「手に職」は必要不可欠です。そんな手に職を身につけ、動画編集の仕事を自分でこなし、自由に生きていける状態をぜひ手に入れましょう。