「Macで使える動画編集ソフトを探しているんだけど、どのソフトが良いのか全くわからない」と悩んでいませんか?
動画編集需要の高まりに伴い、動画編集ソフトの数も増えてきました。Mac用の動画編集ソフトだけでもたくさんあるため、どのソフトが良いのか迷ってしまいますよね。
そこでこの記事では、Macbook Air・Macbook Proなどの「Mac用で本当に選ぶべき動画編集ソフト」を厳選して6つ紹介します。
この記事を読めば、あなたにあったMac用の動画編集ソフトが見つかりますよ!これまで数多くの動画編集ソフトをレビューしてきた経験から、Mac用の動画編集ソフトを選ぶポイントも解説しますね。
- Youtube向け:Youtuber・Youtube編集向けの動画編集ソフト6選
- 買い切り版:買い切り版の動画編集ソフト5選
Mac用の動画編集ソフトを選ぶポイント
Mac用の動画編集ソフトを選ぶ際にはポイントがあります。ポイントは3つです。
- 目的にあったソフトか
- 利用者が多いソフトか
- MacパソコンのOSは最新版か
1. 目的にあったソフトか
Mac用の動画編集ソフトを選ぶ際に特に重要なことは「自身の目的にあった動画編集ソフトを選ぶこと」です。
なぜなら、動画編集ソフトは、目的によって最適なソフトが違うからです。
基本的な編集作業はどのソフトでもできますが、選ぶ動画編集ソフトによって、できること・得意なことは異なります。
例えばあなたが「Youtubeの動画編集」を始めたいのであれば「Adobe Premiere Pro」や「Filmora」は最適な選択肢です。
Adobe Premiere ProとFilmora、どちらも編集した動画をYoutubeへ直接投稿・書き出しする機能がついていたり、Youtubeの編集をスムーズに進める機能が充実しています。
あるいは「アニメーション動画」や「ハイレベルな合成映像」などをメインに行いたい方は「Adobe After Effects」が最適です。After Effectsはアニメーション動画や合成に長けているため、効率的に作業を進めることができます。
このように、Macの動画編集ソフトを選ぶ際には、自身の目的にあったソフトを選ぶことがポイントです。
2. 利用者が多いソフトか
Mac用の動画編集ソフトの中でも、特に「利用者が多い動画編集ソフトを利用すること」がポイントです。
なぜなら、利用者が多いMac用の動画編集ソフトは、現場で活用されているシーンが多いことや、学習に関する書籍やネット情報がたくさん存在しているメリットがあるからです。
逆にいえば、利用者が少ないMac用の動画編集ソフトを選んでしまうと、せっかく使い方を覚えても仕事で活用できるシーンが限られたり、学習をスムーズに進めることができない可能性があります。
Mac用の動画編集ソフトを選ぶ際には、できるだけ利用者数が多い、メジャーな動画編集ソフトから選ぶようにしましょう。
3. MacパソコンのOSは最新版か
Mac用の動画編集ソフトは、パソコンのOSのバージョンによってはインストールできないケースがあります。
古いOSのバージョンを使っている方は、まずはOSをバージョンアップすることが必要です。OSのバージョンアップはMacパソコンを使って簡単にできます。
Macで使える動画編集ソフト6選
ここからはMac用の動画編集ソフト6選を紹介します。
ソフト | おすすめ度 | 値段 | OS | 主な用途 |
Adobe Premiere Pro | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 月3,280円(サブスク) | Mac・Windows | プロ用(仕事用) |
Adobe After Effects | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 月3,280円(サブスク) | Mac・Windows | プロ用(仕事用) |
Filmora | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 8,980円(買い切り) | Mac・Windows | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
PowerDirector | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 月517円(サブスク) 16,980円(買い切り) | Mac・Windows | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
VideoPad | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | Mac・Windows | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) | |
Final Cut Pro | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | 45,000円(買い切り) | Macのみ | 家庭用(趣味用) |
1. Adobe Premiere Pro
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
値段 | 月額3,280円 |
OS | Mac・Windows |
用途 | プロ用(仕事用) |
こんな人向け | どんな人にもおすすめ/Youtubeの編集がしたい方向け |
公式サイト | Adobe Premiere Pro |
Adobe Premiere Proは、実績と信頼の世界的大企業「Adobe社」が提供している動画編集ソフトです。日本だけでなく、世界を代表する、業界スタンダードの動画編集ソフトです。
初めての動画編集はもちろん、動画編集を仕事にしていくことも 、Adobe Premiere Proなら全く問題ありません。
有名企業やプロの現役動画クリエイターが現場で使い込んでいるソフトのため、動画編集求人の募集要項に「Adobe Premiere Proを使ったことがある人を求めています」と、ソフトが指定されて明記されるほど、代表的なソフトです。
特に「Youtubeの動画編集」では、Adobe Premiere Proがメインで利用されています。未経験からYoutubeの動画編集をやってみたい、副業で月5〜10万円を得たい方などは、Adobe Premiere Proが間違いない選択です。
値段は月3,280円のサブスクです(買い切りは販売なし、1年間利用すると総額39,360円です)月3,280円でも安すぎるでしょう。利用価値は間違いなくあります。
関連:プレミアプロの値段や安く購入するには?月額料金や買い切り版・無料版を徹底解説
2. Adobe After Effects
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
値段 | 月額3,280円 |
OS | Mac・Windows |
用途 | プロ用(仕事用) |
こんな人向け | プロの動画クリエイターとして仕事を目指す方向け |
公式サイト | Adobe After Effects |
Adobe After Effectsも、Adobe社が提供している動画編集・映像制作ソフトです。
「Adobe Premiere Proと何が違うの?」と感じる方も多いでしょう。Premiere Proとの違いは、After Effectsはより複雑な動画編集・映像制作に長けていることや、白紙の状態から映像を生み出せることです。
Adobe After EffectsはPremiere Proと比べると、映像に特殊効果をつけるエフェクト機能がたくさん搭載されていたり、映像の合成技術が長けています。
かつ、元となる動画素材がなくても、ゼロの状態から映像を作り出すことも得意なソフトです。
ソフト | こんな場面によく使われる | 難易度 |
Premiere Pro |
|
|
After Effects |
|
|
このように、それぞれ利用される場面や難易度が異なります。Adobe Premiere ProとAdobe After Effects、この2つの動画編集ソフトができるようになるだけでも、動画クリエイターとしての仕事の幅は圧倒的に広がります。
料金はAdobe Premiere Proと同じで月3,280円のサブスク型です(買い切り版は販売されていません)
関連:アフターエフェクト(After Effects)の値段や安く購入する方法!買い切り・無料版も解説
3. Filmora
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
値段 | 買い切り8,980円(Filmora公式サイト) 買い切り9,980円(Amazon) |
OS | Mac・Windows |
用途 | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
こんな人向け | どんな人にもおすすめ/Youtubeの編集がしたい方向け |
公式サイト | Wondershare Filmora |
「Wondershare Filmora」は、全世界で1億人・150カ国以上で利用されている動画編集ソフトです。
お手頃価格で購入できるにもかかわらず、初心者から動画編集を始める機能が充実しています。
買い切り版(永続ライセンス)が8,980円とお手頃価格にもかかわらず、動画編集の機能が十分詰まっています。
Youtubeへの投稿機能もついているため、Youtubeの動画編集を始めたい方にも向いている動画編集ソフトです。
「Mac用の買い切り版の動画編集ソフト」であれば、Filmoraが最有力候補になるでしょう。
FilmoraはAmazonでも購入できますが、公式サイトの方が安いです。
- 公式サイト:8,980円
- Amazon:9,980円
Filmoraを購入するなら、公式サイトで購入するようにしましょう。
関連:Filmora(フィモーラ)を使った感想・使い方・値段・無料版レビュー
4. Power Director
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
値段 | 16,980円〜(PowerDirector 公式サイト) |
OS | Mac・Windows |
用途 | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
こんな人向け | どんな人にもおすすめ |
公式サイト | PowerDirector |
PowerDirectorは、国内販売シェアで9年連続で高い実績(BCN AWARDビデオ関連ソフト部門 9年連続 最優秀賞)を獲得している動画編集ソフトです。
PowerDirectorの特徴は、AI技術が搭載されていること。AI技術が日々の動画編集作業を効率化してくれるため、編集作業の時間を大幅に減らすことが期待できます。
Youtubeなどさまざまなプラットフォームに直接動画を配信する機能や、いま人気のライブ配信にも対応しています。
MacbookやiMacなど、Macのパソコンを使ってライブ配信をしたいYoutuberの方や、Youtubeの動画編集をしたい方にも向いているソフトです。
関連:Power Director(パワーディレクター)使用レビュー!値段・使い方・無料版・できること
5. VideoPad
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
値段 | マスター版: ご家庭版: |
OS | Mac、Windows |
用途 | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
こんな人向け | Mac製品で動画編集を始めたい |
VideoPadは、誰でも簡単に本格的な動画編集ができるソフトです。
Macで手軽にいろんな動画を作れるソフトであり、
- DVD・HD・360度・Youtubeなどさまざまな保存方法に対応
- ほぼ全ての動画フォーマットに対応
- 50種類を超えるたくさんのエフェクト
このように、動画編集を行う機能面も充実しています。
シンプル操作で動画編集ができるため、これから映像編集を始める初心者にも向いているソフトです。
一点注意点は、無料版を利用する場合は非営利目的のみと限定があることです。仕事など何かしらの営利目的で利用する場合は、有料版を購入して使うようにしましょう。
6. Final Cut Pro
おすすめ度 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
値段 | 45,000円(公式サイト) |
OS | Mac |
用途 | 家庭用(趣味用) |
こんな人向け | Mac製品で動画編集を始めたい |
公式サイト | Final Cut Pro |
Final Cut Proは、世界を代表するアメリカのApple社が提供している動画編集ソフトです。Apple社のソフトということもあり、対応OSは「Macのみ」となっています。
Appleの動画編集ソフトのため、もちろんMacとの相性は抜群です。ただ、プロ用としては少し不足があるため、あくまで家庭用(趣味用)での利用が向いています。
Macが動画編集に向いている3つの理由
これから動画編集を始めようと考える方の中には「動画編集をする上で、そもそもMacのパソコンってどうなの?」と思う方もいるでしょう。
結論、動画編集をするならMacがおすすめです。理由は3つあります。
- 高性能かつコスパの良いMacパソコンが増えたから
- Macの動画編集に関する情報もたくさんあるから
- Macは途中で高値で売れるから(リセールバリューが良い)
1. 高性能かつコスパの良いMacパソコンが増えたから
MacにM1チップ搭載の高性能かつコスパの良いMacパソコンが生まれたからことは、Macが動画編集に向いている大きな理由です。
M1チップが搭載されたことで、比較的安価に使えるMacbookやMac miniでも、4k編集が可能になりました。
従来はMacのパソコンで動画編集をしようと思ったら、Mac製品の中でも高価なパソコンを準備する必要がありました。
ですが今は、M1チップ搭載のリーズナブルなMacパソコンが出たので、動画編集を気軽に始められるようになっています。
2. Macの動画編集に関する情報もたくさんあるから
Macの動画編集に関する学習情報がたくさんあることも、Macが動画編集におすすめな理由です。
Macで動画編集を行う動画編集者が増えたことで、Macの動画編集に関して情報を発信する編集者がかなり増えました。そのため、今はWindowsと比べても、Macは負けず劣らず情報が充実しています。
Macでも困ることなく、動画編集をすることが可能です。
3. Macは性能が途中で高値で売れるから(リセールバリューが良い)
MacbookとWindowsを比べると、Macbookの方が性能が良い上に、Macbookは途中で高値で売れます。つまり、リセールバリューが良いのです。
例えば、最新版のMacbookが出たら、その時に使っているMacbookを高値で売り、最新版に買い替えできます。
Windowsは高値で売りづらいため、その点でも動画編集のパソコンはMacがおすすめなのです。
まとめ
今回ご紹介したMac用の動画編集ソフトを使えば、初心者から動画編集を始め、いろんな動画を編集できるようになります。
中でも迷ったら、Adobe製品の「Adobe Premiere Pro」と「Adobe After Effects」の2つがおすすめです。どちらも動画編集・映像制作のシーンでメインで利用されているため、仕事にも繋がりやすいです。
その場合、それぞれのソフトを単体で契約するのでなく、どちらのソフトもセットになったAdobe CCコンプリートプランがおすすめです。
Adobe CCコンプリートプランであれば、Premiere ProやAfter Effectsを含む、20以上のAdobe製品がセットになっています。セット価格でとてもお得に購入できるため、コスパの高さが抜群です。
ソフト | おすすめ度 | 値段 | OS | 主な用途 |
Adobe Premiere Pro | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 月3,280円(サブスク) | Mac・Windows | プロ用(仕事用) |
Adobe After Effects | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 月3,280円(サブスク) | Mac・Windows | プロ用(仕事用) |
Filmora | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 8,980円(買い切り) | Mac・Windows | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
PowerDirector | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ | 月517円(サブスク) 16,980円(買い切り) | Mac・Windows | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) |
VideoPad | ⭐️⭐️⭐️⭐️ | Mac・Windows | 家庭用(趣味用) プロ用(仕事用) | |
Final Cut Pro | ⭐️⭐️⭐️ | 45,000円(買い切り) | Macのみ | 家庭用(趣味用) |