【真実】動画編集にセンスや才能は必要ない?現役動画編集者が解説

【真実】動画編集にセンスや才能は必要ない?現役動画編集者が解説

「動画編集に興味があるけど、食べていくためには、やっぱりセンスや才能が必要なのかな?」

「私には動画編集のセンスも才能もなさそう…。うまくできるようになる自信が全くない」

 

あなたはこんな悩みを抱えていませんか?

 

動画編集はいま、人気が急上昇中のスキルです。Youtubeを始めとする動画市場は将来性が大きいですし、動画編集は会社に依存せず、個人として副業・フリーランスで稼げる手に職として、多くの人が興味を持っているのが実情です。

 

加えて、最近はセンスがない未経験でも「動画編集スクールおすすめ10選」でまとめているような品質の高いスクールを使えば、動画編集で稼ぐことは十分可能です。未経験から動画編集を習得し、収入を得ることは格段に実現しやすくなりました。

 

とはいえ、動画編集を経験したことがないと「動画編集のセンスが自分にあるかわからない」と、なかなか一歩を踏み出せないですよね。

 

結論からお伝えすると、

  1. 動画編集にセンス・才能の有無は関係ある
  2. とはいえ、動画編集で食べていく分には、センス・才能は一切いらない

このように、動画編集にセンスや才能は一定関係あるものの、動画編集の副業で収入を得たり、フリーランス独立して食べていくくらいであれば、センス・才能は必要ありません。

 

私は現在動画編集の仕事をしており、これまで多くの動画編集者とお会いしてきました。その中で、動画編集者として活躍する人としない人、両方をこの目で見てきました。

 

その経験をもとに、動画編集者とセンスの関係について、深掘って解説していきます。本記事を読めば、動画編集者にセンスが必要かがわかりますよ。

 

 

目次

動画編集にセンスや才能は必要?【センスはあった方がベター】

結論、動画編集を仕事にするなら、センスや才能はあった方が良いです。なぜなら、動画編集の仕事はセンスがあると、上達スピードが速くなり、良い仕事もできるようになるからです。

 

動画編集の仕事は、同じ映像素材を使ったとしても、BGMをどんなものにするか、文字のフォントはどうするかによって、動画の印象はガラッと変わるものです。

 

こういった編集テクニックは、実際に経験を積んでいく中で、「後天的」に磨けるものではあります。

 

ですが、動画編集者の中には

 

  • 「この人は経験が少ないのに、なんでこんなにセンスの良い編集ができるんだろう…?」

 

という方も、実際は存在するんですよね。そういう方が、いわゆる「センスの良い人」です。

 

センスがある人は、少ない実務経験でもいち早く上達しますし、人の心を惹きつける映像を創り上げることもできます。

 

このように、動画編集者には、センス・才能がないよりも、あった方が良いです。その方が、良い映像をいち早く創り出せるようになるからです。

 

関連:動画編集に向いている人・向いていない人の違いは?【向き不向き・適性診断】

 

センスがなくても動画編集で食べていける理由

一方で、仮にセンスや才能が一切なかったとしても、動画編集で食べていくことは可能です。

 

なぜなら、動画編集の技術は、経験を積んでいくことで、「後天的」に磨いていけるものだからです。

 

例えば、前述したBGMをどんなものにするか、フォントはどうするかなどは、経験を積んでいくごとでうまくいく方法が見えてきます。「こういう動画にはこういうBGMが合っている」という風に、経験からわかることが増えていくからですね。

 

もちろん、センスがない分、最初は苦労するかもしれません。ですが実際のところ、動画編集者の大半の人はセンスがないので、みんな同じように、センスがない状態から、後天的に動画編集を学んでいることが実態です。

 

これは私も全く同じで、もともとセンスなんて全くなく、むしろ最初はひどかったです。それでも、動画編集で飯を食べていけている実情があります。

 

このように、私自身も周囲の動画編集者も、みんなセンスなんてありませんでしたよ。ですから、センスがなくても、仕事にするくらいなら大丈夫ですよ。

 

動画編集でセンスがない人がやるべきこと

では、大多数のセンスがない人は、どうやって行動していけばいいのか、答えは次の通りです。

 

動画編集でセンスのない人がやるべきこと

  1. まず基本を身につける
  2. センスの良い映像作品等に数多く触れる
  3. とにかく実践経験を積んでいく

 

1. まず基本を身につける

動画編集のセンスがない場合、全てのベースとなる「基本」を確実に身につけることが大事です。

 

なぜなら、基本を確実に身につけることで、センスがない人でも、一定以上の仕事ができるようになるからです。

 

動画編集の基本とは?

基本というのは、動画編集テクニックの基本や、編集ソフトの使い方です。

 

例えば、基本的な動画編集スキル(テロップ入れ、カット、アニメーション、カラーグレーディング)などは学ぶ必要がありますし、動画編集ソフト(Adobe Premier Proなど)の使い方もマスターする必要があります。

 

フォントにはどんなものがあり、それぞれどんな特徴があるのか。BGMはどんな種類を選ぶと、どんな効果があるのかといったことまで、基本的な原則を学んでいく必要もあります。

 

こういった動画編集のベースとなる基本を確実に身につけることで、センスのない人でも一定以上の仕事ができるようになっていきます。

 

ですから、センスがないと感じる人ほど、基本をまず大事にすることが大事なんですよね。

 

裏を返せば、基本さえ確実に守っていけば、一定以上のレベルは十分到達できるようになりますよ。

 

センスのない人が基本を身につける方法

  1. 独学する
  2. 動画編集スクールに通う

 

方法は大きくこの2つです。

 

具体的な方法をご紹介すると長くなるので、

  1. 独学の場合は「動画編集を独学で習得する勉強法【学習ロードマップ】」を、
  2. スクールの場合は「動画編集スクールおすすめ人気10選の徹底比較!ランキングで紹介」を、

参考にしてみてください。

 

上記記事にて、独学のポイントや、動画編集スクールの選び方まで解説しています。

 

2. センスの良い映像作品等に数多く触れる

基本を身につけると同時に、「センスを磨くこと自体」も、後天的に進めていくことがおすすめです。

 

どうやってセンスを高められるかというと、一番良いのはセンスの良い映像作品に数多く触れること。センスの良い映像作品に触れていくことで、自分自身の編集の引き出しが増えていくからです。

 

例えばYoutube動画の編集を今後手がけていきたいなら、ヒットしているYoutube動画を見ながら、「なぜこのBGMなのか」「なぜこのフォントなのか」という風に、編集者の”意図”を探りながら見ていくことがおすすめです。

 

そうやって、動画編集者の立場に立ちきり、編集の意図を思考しながらプロの作品に触れていくことで、センスの良い編集が身体に染み付いていきます。

 

良い作品を吸収していけば、いざ自分自身が動画編集をする際に、「この場合はこういうパターンにしよう」という風に、いろんな引き出しから、最適な編集をすることができるようになります。

 

実際のところ、良い動画編集者ほど、プロの作品に触れていることが私の周囲では多いです。

 

これは動画編集に限った話ではなく、どんな仕事であっても、プロから盗み、学んでいる人は、いち早く高いレベルに上達している事実があります。

 

ですから、センスの良い作品に数多く触れることは、早いうちからやっておきたい学習です。

 

3. とにかく実践経験を積んでいく

動画編集の基本や、センスの良い作品に触れていったら、後はとにかく「実践経験」を積んでいきましょう。なぜなら、実践経験を積むことが、最も実力が身につく方法だからです。

 

一番良いのは、ある程度学んだら、実際の案件を受注してみることですね。

 

例えば最近は、Youtubeをはじめとするインターネットの動画編集市場が伸びていますので「動画編集の副業」として始められる案件もかなり増えてきました。

 

そういった副業案件に応募し、編集経験を積んでいくことが、今なら一番早い上達方法だと思います。

 

 

もちろん、最初は案件獲得に苦労するかもしれませんし、案件を獲得したとしても、わからないことだらけだと思います。

 

ですが、実践を一回でも積めば、2回目以降はグッと楽になることも事実です。何より、一回実践経験を積めば、心理的なハードルがかなり下がります。

 

ですから、動画編集をいち早く上達させたいなら、とにかく実践経験を積みながら、実践で学んでいくことをおすすめします。そうやっていけば、センスがない場合でも、動画編集で食べていくことは可能ですよ。

 

以上の3点が、動画編集でセンスのない人がやるべきことです。

 

まとめ:動画編集でセンスは必要ない

記事の内容まとめ

  • 動画編集のセンスはあった方が良い
  • とはいえ、センスがなくても動画編集で食べていくことは可能
  • センスがないならまずは基本に忠実に
  • センスの良い映像作品から吸収することも重要
  • 最後はとにかく実践。経験を積むことが大事

 

まとめると上記の通りです。

 

述べてきた通り、動画編集にセンスはあるものの、普通に仕事をする分にはセンスは不要です。

 

特に動画編集を仕事にして食べていくくらいなら、センスや才能は一切不要ですよ。もちろん、センスが良い人ほど、動画編集はいち早く上達していくことは事実です。

 

ですが「正しい努力」を行うことで、動画編集の基本スキルを確実に身につけたり、場数を積んで様々な編集パターンを習得し、センス以上の実力を身につけることは十分可能です。

 

そうやっていけば、センスがない人でもクオリティが高い映像を作ることもできますし、効果の高い動画プロモーションを作ることもできるようになります。

 

何より、動画市場は成長市場ですから、努力が報われやすいです。何か一つ、将来に向けた手に職を身につけたい場合、動画編集は控えめに言ってもおすすめです。

 

前述通り、最近は未経験からプロの動画クリエイターを目指せる「動画編集スクール」もあります。短期集中でやれば数ヶ月でも十分スキルが身につくからこそ、まずは期間を決めて、学習してみると良いと思いますよ。

 

 

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この記事を書いた人

Movie Works編集部は、動画編集・映像制作で長年の経験を持つ現役動画クリエイターや動画マーケター、クリエイターのキャリアに精通した転職エージェント出身者で構成されています。

動画編集・映像制作に取り組む方に向けて、動画編集・映像制作の学習ノウハウや、仕事獲得に役立つ情報、おすすめ動画編集スクールをご紹介しております。

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