「動画編集のノートパソコンを探しているけど、どのノートパソコンを選べばいいのかわからない」と悩んでいませんか?
動画編集の作業を行うために、パソコンは必要不可欠です。中でも「ノートパソコン」は、持ち運びが手軽にできるため、自宅以外の外でも作業をしたいクリエイターには必須ツールです。
そこでこの記事では、数あるノートパソコンの中から「動画編集ならこのノートパソコンから選んでおけば間違いない」と自信を持って紹介できる動画編集のノートパソコンを、厳選して6つだけ紹介します。
本記事で厳選したノートパソコンであれば、快適な動画編集をすることができます。コスパの良いノートパソコンも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
動画編集のパソコンは以下記事でもまとめているので、こちらも参考にしてみてください。
- デスクトップも含んだ総合的なおすすめ:動画編集のパソコンおすすめ10選ランキング・比較
- 安さ重視:安い動画編集パソコン6選!5〜10万円以下のコスパ抜群PCも
動画編集のノートパソコンを選ぶポイント
動画編集のノートパソコンを選ぶポイントをまずは解説します。
- スペック:動画編集に必要なスペックが十分あるか
- OS:Windowsにするか、それともMacにするか
1. スペック
動画編集のノートパソコンを選ぶ際に大事なポイントは「スペック」です。
動画編集の作業を快適に行うためには、動画編集の作業に耐えられるだけのスペックを十分兼ね備えた、そんなノートパソコンを選ぶことが必要となります。
スペックのチェックポイントは?合計4つあり!
「動画編集のノートパソコンのスペックって、具体的にどの項目に気をつければいいの?」と、動画編集用のノートパソコンを選んだことがないと感じるでしょう。
ご安心ください。結論、見るべきポイントは10個、20個など多くありません。スペックのチェックポイントは次の4つだけです。
- CPU
- メモリ(RAM)
- ストレージ(HDD、SSD)
- GPU(グラフィックボード)
この4つです。「CPU?メモリ?よくわからない…」と感じてしまったかもしれませんが、大丈夫です。それぞれどんなものか、特徴を一言で整理すると次の通りです。
名称 | どんなもの? |
①CPU | パソコンの頭脳と言えるもの。動画編集のノートパソコン選びで最も重要な要素。CPUのスペックで性能のほとんどが決まる。 |
②メモリ | CPUで計算した内容を一時的に保存する場所。イメージとしては、一時的に作業をするデスクのようなもの。メモリの数値が大きいほど、たくさんの処理ができるようになる。 |
③ストレージ | パソコンのデータを保存する場所。一般的に使われているのはHDD(ハードディスク)。一方、HDDよりもSSD(ソリッドステートドライブ)の方が高機能のため、SSDがおすすめ。 |
④GPU | 映像処理をメインにする場所。 |
それぞれの項目がわかったところで、この4つの項目で、以下のスペックを満たしたノートパソコンを購入しましょう。
- CPU:Windowsなら理想はCore i7またはRyzen 7以上(Core i5またはRyzen 7でも可)、MacならM1チップまたはM2チップ
- メモリ:理想は16GB以上、8GBでも困らないことは多い。4GBだとちょっと厳しい
- ストレージ:SSD 256GB以上
- GPU:GTX1060以上
動画編集のパソコンで重視すべきはCPUとメモリ
特に、動画編集のノートパソコンのスペックで重視したいのは「CPU」と「メモリ」です。
CPUはWindowsならCore i7、Ryzen 7以上(Core i5やRyzen 5でも可)、MacならM1チップまたはM2チップを選ぶべきです。メモリは16GB以上(8GBでも可)を選ぶことがおすすめです。
CPUは特に重要度が高く、次点でメモリの重要度が高いです。CPUは上記のスペックを満たしたパソコンを選ぶようにして、メモリも16GB以上だと望ましいです。
ストレージはSSD256GB以上がおすすめ
次にストレージですが、ストレージは「256GB以上」あると良く、「512GB」あると十分と言える水準です。
ストレージはそもそも「SSD」と「HDD」がありますが、SSD搭載のモデルがおすすめです。
なぜなら、動画編集ソフトをHDDではなく、SSDにインストールすることで、データの読み書きが速くなり、快適に動画編集の作業ができるようになるからです。
安いノートパソコンの中には、SSDがついていないパソコンも多いです。予算が合うなら、SSD搭載モデルのノートパソコンを選ぶと間違いありません。
GPU(グラフィックボード)はGTX1060以上が目安
最後にGPU(グラフィックボード)ですが、GTX1060以上のノートパソコンを目安に選ぶと良いです。
このように、動画編集の動画編集のノートパソコンを購入するなら、スペックが特に重要です。ここまで紹介した基準のノートパソコンを購入しましょう。
なお、本記事では、ここまで紹介したスペックを満たしたノートパソコンを厳選しています。迷ったら本記事から選ぶと間違いありません。
2. OS
次にパソコンのOSを「Windows」と「Mac」のどちらにするか決めましょう。
「WindowsとMac、どっちが良いの?」と感じるかもしれませんが、結論、あなたの好きな方で選んで大丈夫です。
MacでもWindowsでも、スペックを満たしたノートパソコンであれば、問題なく動画編集の作業ができます。
一方で、もしあなたが絶対に利用したい動画編集ソフトがある場合、その動画編集ソフトが対応しているOSをチェックしておきましょう。動画編集ソフトによっては、使えるパソコンが「Macだけ」「Windowsだけ」のように限られていることがあります。
Adobe Premiere ProやAdobe After Effects、FilmoraやPowerDirectorなど、代表的な動画編集ソフトであれば、Windowsパソコン、Macパソコンのどちらでも問題なく利用できます。
動画編集で本当に選ぶべきノートパソコン6選
ここからは、数あるノートパソコンから厳選した、動画編集のノートパソコン6選を紹介します。
パソコン | 種類 | 価格 | スペック | OS |
DAIV Z6-I7G60SR-A ※おすすめ | ノート | 279,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 | Windows |
DAIV Z4-I7I01SR-A ※おすすめ | ノート | 189,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:GeForce RTX 3050 | Windows |
mouse K5-I7G50BK-A ※おすすめ | ノート | 149,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:GeForce RTX 2050 | Windows |
GALLERIA DL7C-IG-C6 | ノート | 179,980円 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD1TB GPU:インテル Arc グラフィックス | Windows |
MacBook Air | ノート | 148,800円〜 | CPU:M2チップ メモリ:8GB ストレージ:SSD256GB GPU:8コアGPU | Mac |
MacBook Pro | ノート | 288,000円 | CPU:M2チップ メモリ:16GB ストレージ:SSD512GB GPU:19コアGPU | Mac |
マウスコンピューター DAIV Z6-I7G60SR-A
価格 | 279,800円(月々10,400円から) |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 |
OS | Windows |
公式サイト | DAIV Z6-I7G60SR-A |
DAIV Z6-I7G60SR-Aは、動画編集のパソコンの取り扱いで代表的なマウスコンピューター社が提供する、動画編集におすすめなWindowsのノートパソコンです。
DAIVシリーズは、プロの現役クリエイターに愛用されている、クリエイター向けのハイスペックモデルです。
中でも、代表的なマウスコンピューターのDAIVシリーズのノートパソコン「DAIV Z6-I7G60SR-A」は、動画編集の作業を行うスペックが充実しており、快適に動画編集の作業ができます。
CPUはインテルのCore i7を採用、メモリも32GBと十分すぎるスペックを兼ね備えています。ストレージもSSDで1TBあり、GPUもRTX 4060なので、各種スペックは申し分ありません。
パソコン自体も薄型・コンパクト式なので、外出先へ持ち運びもしやすいことも魅力の一つです。外出先でたくさん利用したい方は、DAIV Z6-I7G60SR-Aはとても向いています。
料金は279,800円〜であり、この記事で厳選した他のノートパソコンと比べると若干高めです。
とはいえ、プロのクリエイターが企業向け等の本格的な動画編集・映像制作をするために十分なノートパソコンです。投資する価値は間違いなくあります。
マウスコンピューター DAIV Z4-I7I01SR-A
価格 | 189,800円〜 |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:GeForce RTX 3050 |
OS | Windows |
公式サイト | DAIV Z4-I7I01SR-A |
DAIV Z4-I7I01SR-Aは、同じくマウスコンピューター社が提供する、大人気のDAIVシリーズです。
CPUはインテルのCore i7を採用、メモリも16GBと十分なスペックがあります。SSDは500GB、GPUはGeForce RTX 3050であり、各種スペックは申し分なく、サクサク動画編集の作業ができます。
持ち運びに適した薄型・軽量モデルなので、外出先にも持っていきやすいこともポイントです。
しかも、料金は189,800円〜とコスパ抜群のため、大人気のDAIVシリーズの中でも高い人気を集めています。
スペック重視なら前述したDAIV Z6-I7G60SR-Aが優れていますが、コスパ抜群なノートパソコンなら、DAIV Z4-I7I01SR-Aは特におすすめです。
マウスコンピューター mouse K5-I7G50BK-A
価格 | 149,800円〜 |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:GeForce RTX 3050 |
OS | Windows |
公式サイト | mouse K5-I7G50BK-A |
mouse K5-I7G50BK-Aも、同じくマウスコンピューター社が提供しているノートパソコンです。
mouse K5-I7G50BK-Aもスペックが申し分なく、快適に動画編集の作業を進めることができます。
CPUは第12世代インテルCoreプロセッサー(Core i7)を採用、CPUは十分です。メモリは16GBであり、ストレージもSSD500GBと、各種スペックもクリアしています。
Windowsのノートパソコンですが、バッテリーの持ちも10時間以上持つので、外出先でもバッテリーをあまり気にせず使えるでしょう。パソコンも軽量モデルであり、約997gなので、持ち運びもとてもしやすいです。
しかも、料金は149,800円から購入できる、トップクラスのコスパがあります。ここまで紹介したmouseのノートパソコンは27〜28万円前後でしたから、コスパ重視ならmouse K5-I7G50BK-Aを選ぶと良いですよ!
ドスパラ/GALLERIA DL7C-IG-C6
価格 | 179,980円 |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD1TB GPU:インテル Arc グラフィックス |
OS | Windows |
公式サイト | GALLERIA DL7C-IG-C6 |
GALLERIA DL7C-IG-C6は、マウスコンピューターと並んで有名な「ドスパラ」が提供しているWindowsパソコンです。
GALLERIAシリーズは、クリエイター向けのパソコンブランドとしてかなり有名であり、数多くのプロの現役動画クリエイターが愛用しています。
中でもGALLERIA DL7C-IG-C6は、本格的な動画編集・映像制作を始めるスペックを十分クリアしたノートパソコンです。
CPUはインテルのCore i7を採用、グラフィックスはインテル Arc グラフィックス、メモリは16GB、ストレージは1TBと、各種スペックが高いです。確かなスペックがあるので、快適に動画編集・映像制作の作業ができます。
持ち運びする際も便利なスリムタイプであり、外出先に持っていき、作業するシーンでもとても便利です。
しかも、料金のコスパが抜群であり、一括払いで179,980円、分割36回払いであれば月々5,500円から購入可能です。
動画編集でコスパ抜群のノートパソコなら、GALLERIA DL7C-IG-C6は間違いありません。この記事で厳選した他のノートパソコンと同様、イチオシの一つです。
→GALLERIA DL7C-IG-C6 公式サイトはこちら
Macbook Air
価格 | 148,800円〜 |
スペック | CPU:M2チップ メモリ:8GB ストレージ:SSD256GB GPU:8コアGPU |
OS | Mac |
販売ページ | MacBook Air |
Macのノートパソコンであれば、MacBook AirのM2チップ搭載モデルがおすすめです。
Macbook Airは、Macのパソコンの中でもリーズナブルに購入でき、持ち運びしやすく、サクサク動画編集ができるパソコンとして人気を集めています。
Macbook Airにも複数の種類がありますが、コスパが良いのは「M2チップ採用モデル/メモリ8GBのタイプ」です。
私はMacbook Airのメモリ8GBを使っており、推奨スペックのメモリ16GBには足りていないものの、正直そこまで困ることはありません。
Macbook Air M2チップのメモリ8GBであれば、総額14万円台〜とコスパ抜群です。動画編集に必要なMacのノートパソコンをコスパ購入するなら、Macbook AirのM2チップを選ぶと良いでしょう。
Macbook Pro
価格 | 288,800円 |
スペック | CPU:M2チップ メモリ:16GB ストレージ:SSD512GB GPU:19コアGPU |
OS | Mac |
販売ページ | MacBook Pro |
Macbook Airはリーズナブルに手軽な作業に向いていますが、より本格的な動画編集・映像制作をしたいなら、スペックの充実したMacBook Proがおすすめです。
Macbook Proは、Macbook Air以上に、動画編集を始めるスペックが充実していることが特徴です。
CPU、メモリ、ストレージ、GPUは、すべて基準をクリアしており、本格的な動画制作・映像編集の作業を快適に行うことができます。
一方、例えばMacbook Proインチ M2チップ採用モデルだと、費用は約28万円かかります。金額は結構上がりますね。
とはいえ、Macbook Airよりも金額は上がるものの、その分スペックが充実しており、ハイレベルな動画制作もサクサク可能です。本気で動画制作をやっていきたいなら、投資する価値は十分あります。
M2チップ採用モデルのMacBook Proの概要はこちら↓
まとめ
数あるノートパソコンの中から厳選した、動画編集のノートパソコン6選を紹介しました。本記事で厳選したノートパソコンなら、どれを選んでも失敗はしづらいです。
最後に先ほど紹介したスペックの表をまとめておきます。さらなる詳細は公式サイトをぜひチェックしてみてください。
パソコン | 種類 | 価格 | スペック | OS |
DAIV Z6-I7G60SR-A ※おすすめ | ノート | 279,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 | Windows |
DAIV Z4-I7I01SR-A ※おすすめ | ノート | 189,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:GeForce RTX 3050 | Windows |
mouse K5-I7G50BK-A ※おすすめ | ノート | 149,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:GeForce RTX 2050 | Windows |
GALLERIA DL7C-IG-C6 | ノート | 179,980円 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD1TB GPU:インテル Arc グラフィックス | Windows |
MacBook Air | ノート | 148,800円〜 | CPU:M2チップ メモリ:8GB ストレージ:SSD256GB GPU:8コアGPU | Mac |
MacBook Pro | ノート | 288,000円 | CPU:M2チップ メモリ:16GB ストレージ:SSD512GB GPU:19コアGPU | Mac |