Adobe Premiere ProとFilmoraは、どちらも業界トップクラスの利用者数を誇る、代表的な動画編集ソフトです。
とはいえ、Adobe Premiere ProとFilmoraは違いがわかりづらく、どっちを選べばいいか迷ってしまう方は多いです。
そこでこの記事では、これまで30を超える動画編集ソフトを実際に利用し、レビューしてきた経験から、Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)とFilmora(フィモーラ)の違いを徹底比較して紹介します!
結論からお伝えすると、Premiere ProとFilmoraはどちらも代表的な動画編集ソフトであり、どっちを選んでも間違いない選択です。この2つのソフトまで絞り込めたなら、動画編集ソフト選びはもう最終ステージに差し掛かっています。
ですが細かくみていくと、両者には違いがあり、それぞれおすすめできる人も異なります。
- 本格的な仕事用としてバリバリ使いたい
- 初心者〜上級者まで全てのレベルの方
- Youtubeの動画編集でクライアントワークがしたい
- 企業向けの本格的な動画編集で収入を得たい
- クオリティの高い動画を編集したい
- 初心者向けの使いやすい動画編集ソフトを利用したい
- 安くてコスパ抜群のソフトを使いたい
- 運動会・結婚式など、趣味の範囲で動画を編集したい
- Youtuberの方で、ご自身の動画を手軽に編集したい
- 買い切りで購入したい
この選び方であれば、よりあなたにあったソフトを選べますよ!
この記事で詳しく、Adobe Premiere ProとFilmoraの違いを徹底比較します。この記事を読めば、Premiere ProとFilmora、あなたに合うのがどっちか答えがはっきりとわかりますよ!
Adobe Premiere ProとFilmoraの違いを徹底比較
早速、Premiere Pro(プレミアプロ)とFilmora(フィモーラ)の違いを比較して紹介します。
まずは「比較表」でPremiere ProとFilmoraの違いをまとめた後に、各項目で比較しながらレビューしますね。
Premiere ProとFilmoraの比較表
ソフト | Adobe Premiere Pro | Filmora |
値段 | 【サブスク版】 月額3,280円〜 | 【買い切り版】 8,980円〜 【サブスク版】 年間6,980円〜 |
対応OS | Mac・Windows | Mac・Windows |
レベル | 初心者〜上級者まで | 初心者〜中級者まで |
用途 | 企業向けの動画全般 Youtubeの動画編集 結婚式や運動会のムービー作成など | 結婚式や運動会のムービー作成 Youtubeの動画編集など |
使いやすさ・操作性 | ◎ | ◎ |
機能の豊富さ | ◎ | ○ |
無料体験版の有無 | ◎ | ◎ |
無料体験版の制限 | ◎ (全機能を使える) | ◎ (全機能を使える) |
実績 | ◎ (全世界でも有数の利用者数) | ◯ (全世界150カ国・1億人以上が利用) |
値段が安いのはFilmora。買い切り版を購入したい場合もFilmora一択
値段が安いのはFilmoraです。
Filmoraは買い切り版が8,980円、サブスク版は年間6,980円からに対して、Premiere Proはサブスク版が月額3,280円(年換算39,360円)となっています。
定額利用料を支払うタイプのサブスク版で比べると、Filmoraの値段はPremiere Proと比べて約1/4〜1/5の水準となっています。
ソフト | Adobe Premiere Pro | Filmora |
料金 | 【サブスク版】 月額3,280円 (年間39,360円) | 【買い切り版】 8,980円〜 【サブスク版】 年間6,980円〜 |
加えて、Premiere Proには一度購入すればずっと使える買い切り版はありませんが、Filmoraには買い切り版があります。Filmoraの買い切り版は8,980円であり、一度購入すればずっと利用し続けることができます。
よって、値段の安さを重視したい方や、買い切り版で購入したい方は、Filmoraがおすすめです。
Adobe Premiere Proが初心者〜上級者向け、Filmoraが初心者〜中級者向け
レベルは、
- Premiere Proは初心者から上級者まで全てのレベルに対して、
- Filmoraは初心者〜中級者向け
となっています。
Premiere Proはクリエイティブプロフェッショナルの約50%が利用していると言われており、プロのクリエイターがガンガン使うソフトとして代表的なポジションを築いています。
実際にクリエイターの現場で仕事をしていても、Premiere Proを利用しているクリエイターが初心者〜上級者問わず圧倒的に多いです。
対してFilmoraは、どちらかというと「初心者でも手軽にできる動画編集ソフト」であり、動画編集が初めての初心者でも直感的に操作できるUIになっています。
仕事や副業でバリバリ使うならAdobe Premiere Proがおすすめ
仕事や副業でバリバリ使いたい場合は、Adobe Premiere Proがおすすめです。
Premiere Proは業界シェアがトップクラスに高く、企業側の仕事募集では「Adobe Premiere Proを使える人限定」と、動画編集ソフトの指定が入るケースも非常に多いです。
Youtubeの動画編集でクライアントワークはもちろん、企業向けの本格的な広告・PR動画制作など、幅広い用途に利用できるのもPremiere Proの特徴です。
加えてPremiere Proには、これから最新の生成AIが導入されていく予定もあります。AI活用によって、今後さらに使いやすさや操作性が高まることが期待されるので、仕事用としてますます利用しやすいソフトに進化していくでしょう。
対してFilmoraもYoutubeの動画編集など副業目的なら十分おすすめできますが、Youtube編集はソフトの指定がPremiere Proと入っているケースもあるため、どっちか一つを選ぶならPremiere Proの方がやはりおすすめですね。
一方、Youtubeの動画編集の代行業ではなく、その人自身がYoutuberの方で、ご自身の動画を編集してYoutubeにアップロードする場合などは、利用するソフトはなんでもOKのため、値段が安くて使いやすいFilmoraでも十分です。
結婚式・運動会などのイベントを動画で残すならFilmoraがコスパ良し
ご自身や友人の結婚式や子供の運動会など、大切なイベントを動画として残すなら、Filmoraがコスパが抜群です。
Filmoraは初心者でも簡単操作で動画を編集できるようになっているので、ご自身で動画を編集し、良い感じにすることがしやすいです。
値段の安さも前述通りFilmoraの方が安いですし、何より買い切りで購入できることが良いですね。仕事用でバリバリ使うなら別ですが、結婚式や運動会は毎月発生するイベントではないため、サブスク型と相性が良くありません。
さらに、AI機能がグレードアップした最新バージョン「Filmora 13」では、AI機能を使うことで、初心者でも簡単に、直感的に、動画編集ができるようになりました。初心者でも思い通りの編集を直感操作でできるため、結婚式や運動会などのイベントや、趣味で動画を作りたいなら、Filmoraは特におすすめできます。
趣味の範囲として、定期的ではなく一定期間だけの利用を考えているなら、Premiere Proにする必要はないでしょう。Filmoraで十分です。
機能はAdobe Premiere Proの方が多い
機能の豊富さもAdobe Premiere Proが充実しています。
Premiere Proはプロのクリエイターが仕事用でバリバリ使うことを想定して作られているため、クオリティの高い映像を編集して仕上げることに向いています。
対してFilmoraも基本的な動画編集機能は網羅しているので、センスが良くておしゃれな方がは十分作れます。とはいえ両者を比較すると、プロのクリエイターが活用しているPremiere Proの方が、機能は充実していると言えるでしょう。
実績もAdobe Premiere Proがより優れている
実績はどちらも高いですが、実績を比較するとPremiere Proがより優れていると言えるでしょう。
Premiere Proの認知度や利用者数は業界有数であり、世界中にユーザーを抱えています。アメリカを代表するAdobe社の代表的ソフトですから、どんなソフトもPremiere Proと比較すると劣って見えてしまうのは仕方がありません。
とはいえ、Filmoraも全世界150カ国・1億人以上のユーザーを抱える世界的ソフトです。実績で選ぶなら、Filmoraも合格点は大きく超えていると考えて良いでしょう。
Adobe Premiere ProとFilmoraがそれぞれおすすめな人
ここまで比較した違いから、Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)とFilmora(フィモーラ)がおすすめな人をまとめると次の通りです。
Adobe Premiere Proがおすすめな人
- 本格的な仕事用としてバリバリ使いたい
- 初心者〜上級者まで全てのレベルの方
- Youtubeの動画編集でクライアントワークがしたい
- 企業向けの本格的な動画編集で収入を得たい
- クオリティの高い動画を編集したい
Premiere Proは、仕事用として使いたいクリエイター全ての方におすすめです。
初心者から上級者まで幅広いレベルの方が利用でき、Youtubeの動画編集から企業向けの本格的動画までコレ一つで対応できます。
操作性も使いやすく、品質・クオリティの高い動画を編集するにもピッタリです。
何より国内有数のシェアを持つソフトであり、動画編集の案件では「Adobe Premiere Pro」と利用ソフトの指定が入っているケースも多いです。
利用プランがサブスク版(月額制)のみであり、買い切りで購入できない点はデメリットですが、Premiere Proを使えるようになれば、毎月のランニングコストは十分元が取れる上に、副業で月5〜20万円の収入も得ていけるでしょう。
間違いない定番の動画編集ソフトを選ぶなら、Adobe Premiere Proで間違いありません。
Filmoraがおすすめな人
- 初心者向けの使いやすい動画編集ソフトを利用したい
- 安くてコスパ抜群のソフトを使いたい
- 運動会・結婚式など、趣味の範囲で動画を編集したい
- Youtuberの方で、ご自身の動画を手軽に編集したい
- 買い切りで購入したい
Filmoraは、初心者でも使いやすい筆頭の動画編集ソフトです。
値段も買い切り8,980円、サブスク6,980円/年間と安く、お財布にも優しいため、利用ユーザーが年々増えているソフトです。
リーズナブルに利用できることや買い切り版もあるため、結婚式や運動会などの一時的な利用目的でも使いやすいです。
Youtubeの動画編集をはじめとする副業目的でもFilmorahsおすすめですが、企業側から指定ソフトとして選ばれることも多いPremiere Proと比較すると、Premiere Proを選んだ方が、仕事の幅は増えるでしょう。
一方、利用するソフトを自由に選べるYoutuberの方などは、ご自身のチャンネルの動画をコスパよく、手軽に編集するなら、Filmoraでも十分です。
まとめ
まとめると、Adobe Premiere ProとFilmoraはどちらも有数の実績を持つ動画編集ソフトであり、どっちを選んでも失敗は少ないです。とはいえ、それぞれ違いはあり、おすすめな人も異なります。
この選び方であれば、よりあなたにあったソフトを選び、動画編集・映像制作をスタートできますよ!
- 本格的な仕事用としてバリバリ使いたい
- 初心者〜上級者まで全てのレベルの方
- Youtubeの動画編集でクライアントワークがしたい
- 企業向けの本格的な動画編集で収入を得たい
- クオリティの高い動画を編集したい
- 初心者向けの使いやすい動画編集ソフトを利用したい
- 安くてコスパ抜群のソフトを使いたい
- 運動会・結婚式など、趣味の範囲で動画を編集したい
- Youtuberの方で、ご自身の動画を手軽に編集したい
- 買い切りで購入したい
ソフト | Adobe Premiere Pro | Filmora |
値段 | 【サブスク版】 月額3,280円〜 | 【買い切り版】 8,980円〜 【サブスク版】 年間6,980円〜 |
対応OS | Mac・Windows | Mac・Windows |
レベル | 初心者〜上級者まで | 初心者〜中級者まで |
用途 | 企業向けの動画全般 Youtubeの動画編集 結婚式や運動会のムービー作成など | 結婚式や運動会のムービー作成 Youtubeの動画編集など |
使いやすさ・操作性 | ◎ | ◎ |
機能の豊富さ | ◎ | ○ |
無料体験版の有無 | ◎ | ◎ |
無料体験版の制限 | ◎ (全機能を使える) | ◎ (全機能を使える) |
実績 | ◎ (全世界でも有数の利用者数) | ◯ (全世界150カ国・1億人以上が利用) |