「Adobe After Effects向けのパソコンを探しているんだけど、どのパソコンを選べばいいのか全くわからない」と悩んでいませんか?
Adobe After Effectsは大人気の動画編集・映像制作ソフトです。アニメーション制作などに長けていることが特徴で、ハイクオリティの動画を制作するのに適しています。
そこでこの記事では、数々の動画編集パソコンを使ってレビューしてきた私の経験から、Adobe After Effects向けのおすすめパソコン6選をノートパソコン・デスクトップパソコンそれぞれで紹介します。
本記事を読めば、Adobe After Effectsでどのパソコンを選べばいいか、答えと理由がわかりますよ。プロの視点で選び方を解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
After Effects(アフターエフェクト)のパソコンを選ぶ3つのポイント
まず初めに、Adobe After Effectsのパソコンを選ぶポイントを解説します。ポイントは次の通りです。
- スペック:After Effectsの推奨スペックを満たしているか
- OS:WindowsまたはMacのどちらにするか
- パソコンの種類:ノートパソコンまたはデスクトップパソコンのどちらにするか
1. スペック:After Effectsの推奨スペックを満たしているか
まず初めにチェックするポイントは、Adobe After Effects(アドビアフターエフェクト)の推奨スペックを満たしたパソコンを選ぶことです。
Adobe After Effectsを使うために必要となる推奨スペックは、After Effectsを販売しているAdobe社が公式に公開してます。
- After Effectsを使うために最低限必要となる最小スペック
- After Effectsを使うために理想的な推奨スペック
この2つで公開されているので、比較表でまとめますね。
スペック | 最小 | 推奨 |
CPU | Intel® 第 8 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 1000 シリーズ以降の CPU Advanced Vector Extensions 2(AVX2)サポートが必須 | Quick Sync 搭載の Intel® 第 11 世代以降の CPU または AMD Ryzen™ 3000 シリーズ/Threadripper 2000 シリーズ以降の CPU |
メモリ(RAM) | 16GB の RAM | ・HDメディアの場合は16GBの RAM ・4K以上の場合は32GB以上 |
ストレージ(HDD、SSD) | ・8GB以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージ上にはインストールしない) ・メディア用に追加の高速ドライブ | ・アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速 SSD ・メディア用に追加の高速ドライブ |
GPU(グラフィックボード) | ・NVIDIA GPU を搭載した Windows:GPU は、Maxwell 世代以降で、4 GB 以上の VRAM を搭載している必要があります ・Intel または AMD GPU を搭載した Windows:4 GB 以上の VRAM のディスクリート GPU と OpenCL のサポート | ・HDおよび一部の4Kメディアの場合は4GB のGPUメモリ ・4K以上の場合は6GB 以上 |
「難しくてよくわからない..」と感じたかもしれませんが、わかりやすく教えますね。
まず、必ず満たしておきたいのは、比較表の右側にある「最小スペック」です。最小スペックを満たしていると、基本的な操作としては問題なくなります。
その上で、予算や希望に応じてスペックを上げていくと、より負荷の高い映像制作にも使えるようになります。
Adobe After Effects向けパソコンの最小スペック
「この基準を満たしていればAfter Effectsを使える」という、最小スペックをわかりやすくまとめると次の通りです。
- CPU:最低でもインテル第8世代以降、またはAMD Ryzen 1000シリーズ以降(※Core i5またはAMD Ryzen 5以上が目安)
- メモリ:最小16GB以上
- GPU:最小6GB以上(※NVIDIA GeForce GTX 1650以上が目安)
- ストレージ:最小8GB以上
この基準を満たしていれば、Adobe After Effectsを問題なく利用できます。
なおこの記事では、上記基準を満たしたAfter Effects向けパソコンを厳選しています。
迷ったら本記事のパソコンから選ぶと、あなたの予算や希望にあったパソコンを選べますよ。
2. OS:WindowsまたはMacのどちらにするか
次に、OSをWindowsまたはMacのどちらにするか決めましょう。
「どっちを選ぶのがおすすめ?」という疑問に対する答えは、WindowsとMacは、あなたの好きな方を選べばOKです。
WindowsでもMacでも、映像制作の作業はどちらも問題ございません。特にこの記事で厳選したAfter Effectsのパソコンなら、快適にソフトを使うスペックがあります。
中でもWindowsの動画編集パソコンは、スペックが充実したパソコンがたくさんあります。Macと比べてWindowsの方がパソコンの種類が多いからです。
迷ったらWindowsのパソコンから検討していくと、あなたの予算や希望にあったパソコンが見つかりやすいです。
3. パソコンの種類:ノートパソコンまたはデスクトップパソコンのどちらにするか
最後に「パソコンの種類」を、ノートパソコンまたはデスクトップパソコンのどちらにするか決めていきましょう。
あなたが外出先でもパソコンを使って作業したいなら、動画編集用のノートパソコンを選ぶことがおすすめです。
「ノートパソコンでもAdobe After Effectsはちゃんと使えるの?」と不安を感じるかもしれませんが、結論、先ほど紹介したスペックを満たしたノートパソコンなら、After Effectsを問題なく利用できます。
一方で、パソコンを外に持ち運ぶ気持ちがなく、自宅やオフィスなどの固定席でパソコンを使いたい方は、動画編集用のデスクトップパソコンでもOKです。
特に同じ価格帯のパソコンであれば、ノートパソコンと比べて、デスクトップの方がスペックや性能が高まる傾向があります。
以上がAdobe After Effectsのパソコンを選ぶポイントです。
After Effects(アフターエフェクト)におすすめのパソコン6選を比較【スペックや料金】
パソコン | 種類 | 価格 | スペック | OS |
DAIV Z6-I7G60SR-A ※おすすめ | ノート | 279,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 | Windows |
DAIV Z4-I7I01SR-A ※おすすめ | ノート | 189,980円 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:インテル® Iris® Xe グラフィックス | Windows |
MacBook Pro | ノート | 288,000円 | CPU:M2チップ メモリ:16GB ストレージ:SSD512GB GPU:19コアGPU | Mac |
DAIV FX-I7G60 ※おすすめ | デスクトップ | 294,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 | Windows |
DAIV FX-I7G6T ※おすすめ | デスクトップ | 309,800円〜 | CPU:Ryzen 7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4070 | Windows |
GALLERIA XA7C-R47-C | デスクトップ | 283,980円 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4070 | Windows |
After Effects(アフターエフェクト)におすすめのノートパソコン3選
ここでは、Adobe After Effects(アドビアフターエフェクト)におすすめなノートパソコン3選を紹介します。
マウスコンピューター/DAIV Z6-I7G60SR-A
価格 | 294,800円 |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 |
OS | Windows |
公式サイト | DAIV Z6-I7G60SR-A |
DAIV Z6-I7G60SR-Aは、mouse社(マウスコンピューター)が提供する、After Effectsにおすすめなノートパソコンです。
DAIVシリーズはプロの動画クリエイター向けのパソコンモデルであり、数多くの現役動画クリエイターに愛用されているブランドです。
中でもDAIV Z6-I7G60SR-Aは、大人気のDAIVシリーズの中でも「トップクラス」の売れ行きを誇るノートパソコンです。
CPUはインテルのCore i7を採用、メモリも32GBと、After Effectsを使うために十分すぎるスペックをクリア。SSDは1TB、GPUはRTX 4060なので、スペックの水準は申し分ありません。After Effectsの映像制作作業を快適に進められるノートパソコンです。
パソコンは薄型・コンパクト式であり、外で作業したい場合も持ち運びしやすいメリットがあります。外出先で制作作業したい方にもおすすめできるノートパソコンです。
料金は294,800円〜となっています。そもそも大人気のDAIVシリーズで本格的な動画編集・映像制作ノートパソコンは、総額30〜50万円以上するパソコンも多いです。
その中でDAIV Z6-I7G60SR-Aは、20万円弱で購入できて、プロのクリエイターが本格的な作業をするために十分すぎるノートパソコンです。将来を見据えても、投資する価値は間違いなくあるでしょう。
マウスコンピューター/DAIV Z4-I7I01SR-A
価格 | 189,980円 |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:インテル® Iris® Xe グラフィックス |
OS | Windows |
公式サイト | DAIV Z4-I7I01SR-A |
DAIV Z4-I7I01SR-Aは、マウスコンピューター社が提供するWindowsのノートパソコンです。
DAIVシリーズの中でも、本格的かつコスパ抜群なノートパソコンとして、高い人気を誇っているモデルです。
CPUはインテルのCore i7を採用、グラフィックスはインテル® Iris® Xe グラフィックス、メモリは16GB、ストレージは500GBです。スペックは申し分なし、After Effectsを使った映像制作の作業をガンガン進められるノートパソコンです。
持ち運びの際も便利な「スリムタイプ」「軽量型」のため、外出先で映像作業したい方にも間違いないノートパソコンです。
料金もコスパ抜群であり、一括払いで189,980円から購入できます。
20万円以下で購入できるコスパ抜群のノートパソコンなら、DAIV Z4-I7I01SR-Aも間違いない選択です。
Macbook Pro
価格 | 288,800円 |
スペック | CPU:M2チップ メモリ:16GB ストレージ:SSD512GB GPU:19コアGPU |
OS | Mac |
販売ページ | MacBook Pro |
MacのパソコンでAfter Effectsを動画編集をしたい方は、MacBook Proがおすすめです。
Macbook ProはMacbook Air以上に、After Effectsを快適に使えるスペックがあります。
CPU、メモリ、ストレージ、GPUは全て基準をクリアしており、映像制作作業を快適にできるスペックがあります。
デメリットもあり、Macbook Pro M2チップ採用モデルの場合、費用が約28万円ほどかかる点です。ここまで紹介してきたWindowsのパソコンと比べると高めですね。
とはいえ、Macbook Proは、Macパソコンの中でおすすめできるクリエイター向けノートパソコンです。投資する価値は十分あるでしょう。
M2チップ採用モデルのMacBook Proの概要↓
After Effects(アフターエフェクト)におすすめのデスクトップパソコン3選
ここでは、Adobe After Effects(アドビアフターエフェクト)におすすめなデスクトップパソコン3選を、1台ずつレビューしますね。
マウスコンピューター/DAIV FX-I7G60
価格 | →セールで269,800円(10,000円OFF) |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 |
OS | Windows |
公式サイト | DAIV FX-I7G60 |
DAIV FX-I7G60は、クリエイター向けの大人気モデル「DAIV」の中でも、高い実績を持つデスクトップパソコンです。
DAIV FX-I7G60は、After Effectsを使った動画制作を行う推奨スペックを、高い基準で満たしたデスクトップパソコンです。
CPUはCore i7、グラフィックスはGeForce RTX 4060、標準メモリは32GB(16GB×2)、SSD1TBと、各種スペックは申し分ありません。
料金も他のデスクトップパソコンと比べてリーズナブルであり、274,800円〜です。
そもそもDAIVシリーズの本格的な動画編集・映像制作向けパソコンは、総額30〜50万円以上するものが多いです。
その中でDAIV FX-I7G60は、総額20万円台で購入でき、プロの動画クリエイターが仕事で活用できるスペックのデスクトップパソコンです。コスパ重視でDAIVシリーズのデスクトップパソコンを選ぶなら、購入する価値は間違いなくありますよ。
マウスコンピューター/DAIV FX-I7G6T
価格 | 309,800円〜 |
スペック | CPU:Ryzen 7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4080 |
OS | Windows |
公式サイト | DAIV FX-I7G6T |
DAIV FX-I7G6Tも、クリエイターモデルの「DAIVシリーズ」の中で大人気となっているデスクトップパソコンです。
DAIV FX-I7G6Tは、本格的な動画編集・映像制作でたくさんの現役動画クリエイターが愛用しているデスクトップパソコンです。
CPUはAMDのRyzen 7を採用、グラフィックスはGeForce RTX 4080、標準メモリは32GB(16GB×2)、SSD1TBと高いスペックがあります。Adobe After Effectsを使った快適かつ高画質な映像制作・アニメーション制作ができるパソコンです。
料金は309,800円〜であり、スペックや内容を考えれば、購入する価値は間違いなくあります。After Effectsを使うためのデスクトップパソコンなら、DAIV FX-I7G6Tを検討してみてはいかがでしょうか?
ドスパラ/GALLERIA XA7C-R47-C
価格 | 283,980円〜 |
スペック | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4070 |
OS | Windows |
公式サイト | GALLERIA XA7C-R47-C |
GALLERIA XA7C-R47-Cは、ドスパラ社の中でも大人気のGALLERIAシリーズです。
CPUはCore i7、グラフィックスはGeForce RTX 4070 8GB、メモリは32GB、ストレージは1TBと、After Effectsを使った高画質な映像制作・アニメーション動画制作を行うスペックを有しています。
料金は283,980円〜ですが、内容を考えるとコスパ抜群です。一括だけでなく、分割36回払いで月々8,200円から購入できるため、毎月の出費を抑えながら購入もできますよ。
→GALLERIA XA7C-R47-C 公式サイトはこちら
まとめ
本記事で厳選したAfter Effects向けのパソコンであれば、After Effectsを使って快適な映像制作・アニメーション動画制作ができます。
After Effectsにおすすめのパソコン6選の比較表を再掲します。あなたの希望や予算にあったパソコンが見つかることを祈っています。
パソコン | 種類 | 価格 | スペック | OS |
DAIV Z6-I7G60SR-A ※おすすめ | ノート | 279,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 | Windows |
DAIV Z4-I7I01SR-A ※おすすめ | ノート | 189,980円 | CPU:Core i7 メモリ:16GB ストレージ:SSD500GB GPU:インテル® Iris® Xe グラフィックス | Windows |
MacBook Pro | ノート | 288,000円 | CPU:M2チップ メモリ:16GB ストレージ:SSD512GB GPU:19コアGPU | Mac |
DAIV FX-I7G60 ※おすすめ | デスクトップ | 294,800円〜 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4060 | Windows |
DAIV FX-I7G6T ※おすすめ | デスクトップ | 309,800円〜 | CPU:Ryzen 7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4070 | Windows |
GALLERIA XA7C-R47-C | デスクトップ | 283,980円 | CPU:Core i7 メモリ:32GB ストレージ:SSD1TB GPU:GeForce RTX 4070 | Windows |